コラム
子どもの気持ち、親知らず①
2025.09.19
子どもが「ママは私の気持ちをわかってくれている」と感じるには、まず親子の「波長が合っている」ことが大事です。
波長を合わせるというのは、子どもが“今”感じている気持ちに寄り添うこと。たとえば、子どもがとても嬉しそうにしていたら、「嬉しそうだね。あなたが嬉しいと、ママもすごく嬉しいよ」と声をかけてみる。子どもが膝をすりむいて泣いていたら、「痛かったね、びっくりしたね」と、その気持ちに寄り添う。
つまり「波長を合わせる」とは、子どもを細やかに理解しようとすることなんです。でも、私たち親はどうしても「子どもの気持ち」より「自分の考え」を優先しがちです。
あるお母さんは「子どもを甘やかしてはいけない、強い子に育てたい」と考えていました。だから、子どもが「宿題がつらい」と訴えても、「これくらいできるはずだから、がんばろう!」と励まし続けていたのです。結果、子どもは学校に行けなくなってしまいました。
また、別のお母さんは「立派な人になってほしい」という思いが強すぎて、子どもの“今の気持ち”には目を向けませんでした。
その子は中学生になると「お母さんは僕の気持ちをわかってくれない」と感じ、荒れてしまい、夜遅くまで友だちと出歩くようになってしまったのです。