コラム
きょうだい喧嘩①
2025.07.18
「きょうだい喧嘩」は、親にとって悩ましい問題の一つです。「オモチャを取られた!」「叩かれた!」「お絵かきの邪魔をされた」「仲間に入れてくれない」など、喧嘩の原因は数えきれません。
きょうだいの距離が近いほど、口喧嘩がエスカレートし、つい手が出てしまうことがよくあります。
特に夏の暑い時期、きょうだい喧嘩の声が大きくなると、親としては頭が痛くなることもありますよね。
私のうちも子どもたちが小さい頃、よくきょうだい喧嘩をしていました。
そのたびに、「やめなさい!」「もう、どうしてこんなに仲良くできないの!」と大声で叫んでいました。叫ぶのもかなり疲れますよね。
でも、大人になった子どもたち4人は、今ではとても仲が良いんです。
AP講座でも「きょうだい喧嘩がひどい場合、どうしたら仲良くなれるか?」という質問がよくありますが、実はきょうだい喧嘩ができることは良いことです。
自分のイヤなことを「イヤだ」と反論できることは、とても大事な経験だからです。
喧嘩しても、しばらくするとまた仲良く遊べるのがきょうだいの特徴です(他の子どもとの場合は、そうはいきません!)。
この経験があれば、他の子どもと遊んでもまた仲良くできるようになります。
つまり、きょうだい喧嘩は、他人との付き合い方を学ぶために必要な経験です。特に一人っ子の場合、こうした経験が不足しがちなので、他の子どもと一緒に遊ぶ機会を作る
ことが大切だと思います。
(文責:野中利子)